新型コロナウイルス患者の病院搬送などに使われる車両が4月27日、岩手県内の自動車販売店グループから県に提供された。
セレモニーでは、岩手県トヨタ八社会の元持雅行会長から達増知事にカギのレプリカが手渡された。
提供されたのはミニバンタイプの車両8台で、このうち4台が半年間無償で貸し出される。
車内は前の座席と新型コロナウイルス患者が乗る後ろの座席を透明なシートで遮断。
前の座席ではエアコンが常に稼働する設定になっていて、後ろの座席の空気が流れ込まない仕組み。
2020年に貸し出されている1台も含めた9台の車両は、すでに県内すべての保健所に配備されていて、病院搬送などに使われている。