日産車 試乗 ルークスハイウェイスターGターボ S-Hybrid プロパイロットエディション

日産車 試乗 ルークスハイウェイスターGターボ S-Hybrid プロパイロットエディション

代車で借用した軽自動車の試乗動画です。
少しレポートをしていますが、録音が十分にできませんでした。自動車レポの動画は、また挑戦します。

登録から3か月以内の新しい車です。日産の軽は、三菱自動車からのOEMです。
プロパイロット機能が付いていますが、一般道では使用頻度が低いかも知れません。

先月試乗したホンダN-WGNと比較してみます。

外観は好みによりますが、LEDを多用している点は、どちらの車種も同じです。
内装は、コストダウンの為にプラスチック部品があるのですが、よく触る部分は、布製や革製になっており、よく考えたと思います。

室内は非常に広いです。N-BOXと同等でしょうね。
シートの着座位置が高いので、視界も良く、上から見下ろす感じの良い気分になれます。

LEDヘッドライトが非常に明るいです。
純正カーナビが大画面のため、分かりやすいです。
電子式パーキングブレーキとオートブレーキホールドが付いているので、使いたい方には便利と思います。(坂道発進で後退しにくくなります)

シフトノブが小さいので、スポーツモードボタンが押しにくいです。もう2センチ長いと良いですね。スポーツモードボタンはエンジンブレーキとして有効ですから。

乗り心地は固く、こまかい段差を拾います。
軽自動車とはいえ、長時間の運転したくないくらい、乗り心地は悪いです。
ハイウェイスターなので、扁平率の高いタイヤの影響もあるのでしょうか?

N-WGNはスピードメーターが非常に見やすい配置でしたが、
ルークスはスピードメーターが見えにくいです。右の端っこです。
スピードを見るために、右手をハンドルから手放す必要があるかも知れません。

加速が非常に良く、2000rpmぐらいでターボチャージャーの音がします。
やや、乱暴な加速感です。
しかし、おとなしくアクセルを踏むと加速が遅くなりすぎるので仕方ありません。

N-WGNもターボ車でしたが、こちらはマイルドで自然な感じでした。

明らかに燃費が悪いです。燃料計で分かるぐらい、減ってます。
アクセルを軽く踏むとターボ加速するので、街乗りでリッター13km/lぐらいと思います。

ブレーキの利きは、軽自動車としては悪くはないですが、NーWGNのブレーキが非常に良く効くため、それと比較すると、やや劣ります。
ただし、2年前に試乗した日産デイズと比較すると、ブレーキ性能は向上していると思います。
(2年前の車検で借りたデイズのブレーキが最悪でした。個体差か?)

ルークスのエンジン音は、かなりウルサイです。
20年前のワゴンR並みに、ターボチャージャーの音がします。
一方、N-WGNは非常に静かでした。

日産独自のSOSボタンがあり、事故や救急時にSOSボタンを押すとオペレーターにつながると思うのですが、そのスイッチがマップランプ、ルームランプのそばにあるので、間違えて押したり、子供がイタズラしないか?心配です。

アイドリングストップボタンについて
ルークス以外の日産車を確認していないですが、
このルークスのアイドリングストップボタンは、エンジンを切るとリセットされるので、アイドリングストップが嫌いな方は、エンジン始動時に毎回「アイドリングストップOFFボタン」を押さなければなりません。

ルークス ハイウェイスターG ターボ
背が高く、重量も重いハズなのに、元気に、やや乱暴に走ります。
運転しているとワゴンではなく、スポーツカーではないか?と感じる事も多いです。
しかし、ホイールベースが長く、重心が高いので、コーナリングは十分に注意して運転しなければならないと思います。

N-WGN
最も売れているN-BOXより9cmも高さが低いので、速く走るイメージで運転してしまうと、ちょっと拍子抜けするかも知れません。
穏やかで上質な走りと乗り心地、経済性(燃費)を重視したセッティングなので、ターボ車ですが、マイルドな加速です。
走行時の音が静かなので、スピードメーターを見ないと「え?いま何キロ?」と分からないくらいです。
軽自動車としての完成度は、N-WGNの方が上質で、飽きが来なく、長く乗れる車と思います。

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